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須賀グループSUGA GROUP

研究の周辺 / 須賀 健介

つくる・いじる

コンピュータを、ソフトとハードの両面からいじるのが好きです。AIと一緒に便利なツールをつくったり、研究に使うPCや計算クラスターを組み上げたり。ここでは、日々の研究を支えるものづくりや、その過程で試したことを紹介します。

HARDWARE / 計算環境づくり

研究用計算クラスターも、自作です。

研究用の計算クラスターを自作し、分子探索と物性計算を自動で実行しています。現在、管理ノード1台とCPU計算ノード12台の計13台で構成し、各計算ノードにはRyzen 9 9950Xを搭載しています。計算を動かすハードウェアから、実行を管理するソフトウェアまで、自分たちの研究に合わせた環境づくりを進めています。

構成
管理ノード1台 + CPU計算ノード12台計13台
計算ノードのCPU
Ryzen 9 9950X12台それぞれに搭載
用途
分子探索・物性計算自動実行

構成は2026年9月時点。

金属ラックに並ぶ、須賀が自作した研究用計算クラスターのPC群。
自作の研究用計算クラスター。管理ノードと計算ノードをラックにまとめています。

HARDWARE / 電子工作

Codexを、手元のキーと光で。

Raspberry Pi PicoとRGBキーパッドを組み合わせ、Codexを操作するための「CodexPicoPanel」をつくりました。16個の物理キーにショートカットなどの操作を割り当て、タスクの切り替えや音声入力などを手元で行えます。

キーのLEDには、タスクの実行中・完了・操作待ちなどの状態を表示します。操作する道具に、進み具合を知らせる役割も持たせた、Windows版Codex用の自作パネルです。

CodexPicoPanelをGitHubで見る ↗
Raspberry Pi Picoを接続した、16個のキーが色とりどりに光るRGBキーパッド。
CodexPicoPanel。キーで操作し、光でタスクの状態を確かめます。

SOFTWARE / 計算の自動化

繰り返す計算を、ひとつの流れに。

分子ごとに計算を準備し、実行して、結果を集める。その繰り返しを自動化するために、xtbflowとgaussflowを開発しています。分子一覧のCSVから計算を進め、必要な物性をまとめて取り出すためのツールです。

xtbflow

xTBによる半経験的量子化学計算を自動化するPythonツール。分子の初期構造生成から計算の実行、結果の集約までをつなぎ、多数の分子をまとめて計算する作業を支えます。

xtbflowをGitHubで見る ↗

gaussflow

Gaussianによる量子化学計算を自動化するPythonツール。Slurmで管理する計算クラスター上で、構造生成・計算・結果の集約を一連の手順として実行します。

gaussflowをGitHubで見る ↗

どちらも須賀グループの計算環境を起点に開発中の初期公開版です。使い方や必要な環境は、各リポジトリで紹介しています。